Word 横書きの文書に縦書きの文字列を挿入するには?

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入力した文字はさまざまな方法で配置を変更できます。インデントなど、覚えておくと便利な知識について学習しましょう。

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横書きの文書に縦書きの文字列を挿入するには?

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テキストボックスの利用

Wordの文章に縦書きの文字列を部分的に挿入したい場合には、テキストボックス 機能を利用すると便利です。

テキストボックスは、文字列の入力が可能な図形の形をした枠のことです。大きさや表示位置を自由に変更することができるので、本文とは別に補足情報を表示したり、雑誌風に自由なレイアウトをで文書を作成したいときなどに使うと大変役に立ちます。
またテキストボックスは「図形描画オブジェクト」としての性質も持っているので、色の付いた枠線や背景色を設定することができます。

縦書きのテキストボックスを使ってタイトルを入力し、横書きの文章の本文に周りこませて配置してみましょう。

■操作方法は下記のとおりです。

1.文章中の任意の場所にカーソルを表示します。

テキストボックス


2.[挿入]タブ→[テキスト]から[テキストボックスの選択▼]→[縦書きテキストボックスの描画]をクリックします。

テキストボックス


3.マウスポインターが 十 の形に変わっているのを確認したら、そのまま対角線方向(右下)にドラッグします。
(ドラッグしているときに表示される四角の枠がテキストボックスです。ドラッグをやめるとその場所でテキストボックスのサイズが一時的に決まります)

テキストボックス


4.テキストボックス内にカーソルが表示されているのを確認し、文字を入力します。

※参考
テキストボックスを挿入するとリボンに描画ツール[書式]タブが追加されます。描画ツールの機能を利用すると、テキストボックスの塗りつぶしの色や枠線の色、図形の効果などの設定を行うことができます。

5.テキストボックスの大きさを変更します。
テキストボックスの枠線上にある □(サイズ変更ハンドル)にマウスポインターを乗せて、下図のような双方向矢印の形に変わったら矢印の方向へドラッグします。

テキストボックス


6.テキストボックスの枠線上にマウスポインターを乗せて、下図のような形に変わったらドラッグして移動します。

テキストボックス


7.本文とテキストボックスの配置を設定します。
描画ツール[書式]タブ→[配置]から[文字列の折り返し▼]→[四角]をクリックします。

テキストボックス


《操作結果》

テキストボックス

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